『華道・いけばな』にチャレンジ!!の巻
27日(水)の2・3校時、4・5・6年生が『華道・いけばな』を体験しました。この授業は、文化庁「文化芸術による子供の育成事業(芸術家の派遣事業)」で行われ、かごしま子ども芸術センターの方々にお世話になり、池坊華道会の徳持様を京都からお招きし実施されたものです。また、伊佐市池坊の敷根様にも御指導をいただきました。
『いけばな』の歴史やスタイル(立花、生花、自由花)などの講話を聞いた後、『いけばな』のポイント(右長左短 古今遠近)を学び、『いけばな』体験をしました。子どもたちの感性は素晴らしく、おもてなしの心を大切に、相手への思いを花で表現していました。一人一人の作品にはそれぞれによさがあり、個性あふれる作品ができました。満足のいく作品ができたのか、自分の作品をしばらく静かに鑑賞している子どももいました。
※花をいけることで自らを高める!!
※敷根さんによる実演です。
※フラワーアレンジメントは「足し算の美学」、『いけばな』は「引き算の美学」
たくさんの花を詰め込むのではなく、季節の草木をできるだけ少ない数で用い、豊かな空間をつくるのが『いけばな』だそうです。
※MBC、南日本新聞社、市役所PR課の方が取材に来られました。
※作品のいいところを褒めていただきました。
※少し手直しをした方がいいところも教えていただきました。
子どもたちにとって、貴重な素晴らしい体験ができました。また、『いけばな』で人をおもてなす心、『いけばな』のおもてなしを察する心を育む教育、花を通した心の教育「花育」の大切さも学ぶことができました。山野小は、「花と俳句と読書の学校」です。今後も四季折々の花に親しみ、花の命を感じ、伊佐・山野に咲く季節の花を『いけばな』で表現できる子どもを育んでいきたいと思います。
池坊の徳持様をはじめ、御支援を賜りました皆様方に心から感謝申し上げます。