お話の作者になろう
15日(金)に、絵本作家のかこいかぐみさんに来校していただき、2年生の子どもたちと楽しいお話つくりの活動で交流をしていただきました。
かこいさんは山野小学校の先輩で、ご実家も学校のすぐ近くとのことでした。ご自身の絵本の一つ「カンちゃんのなつやすみ」では、幼い頃の山野での経験を綴っているとのことです。あるページには、タイヤとブランコで遊んでいる様子が描かれていて、遊具の配置が山野小の校庭の配置そのままで、子どもたちは「校庭だ!」と驚いたり喜んだりしていました。
かこいさんは機会があるごとに全国の小学校を訪問され、子どもたちとの交流を通して絵本の魅力やお話をつくる楽しさを伝えていらっしゃるそうです。今回は2年生がちょうど国語単元「お話のさくしゃになろう」を学習中ということで、授業とからめて活動をお願いしました。
活動では、「いつ」「どこで」「だれが」「なにをして」「どうなった」を子ども一人が5枚のカードに分けて書き、友達のカードもそれぞれ一つに集めた後ランダムにつなぎ合わせて、お話をつくるというゲームをしました。出来上がったお話は、思わぬ人が突拍子のない事をして、だれの作為もない偶然にできる面白い話に大喜びでした。
今回はお話つくりの楽しさを味わうことができたことと合わせて、山野小出身の方が、絵本つくりのお仕事を頑張っていらっしゃるということを知るキャリア学習の機会にもなり、すばらしい時間になりました。
かこいかぐみさんありがとうございました。