市の文化スポーツ課の方々の指導のもと、今年も5・6年生がプールカヌー教室を行いました。始めに陸上で、基本的なパドルの漕ぎ方や手首の使い方などを確認しました。
その後、早速カヌーに乗り込み、恐る恐るのパドリングでゆっくりと漕ぎ進めていました。しっかり水をつかむための手首の返し方が難しく、自分が思う方向に進むことができずにあちこちで接触事故が起きていました。それでもしばらくすると、みんな上手にカヌーを操れるようになり、後半は逆に勢い余って転覆する子がちらほら見られるくらいに慣れていました。
久しぶりにいい天気の中、子どもたちは気持ち良くカヌーを楽しむことができました。この中から将来のカヌー選手が生まれるかも知れません。
2年に1度の宿泊学習に、5・6年生が行ってきました。複式学級なので、修学旅行と宿泊学習を隔年で実施しており、今年度はこれまで宿泊学習に向けて準備を進めていました。
今回は霧島自然ふれあいセンターにお世話になりました。1泊2日の活動で、チームワークゲームや野外炊飯、ボーンファイヤー等の体験活動に取り組みました。
これらの活動を通して、子どもたちはゴールをめざして仲間と考えを出し合い、力を合わせてがんばることの楽しさや喜びを味わうことができました。「みんなと協力できて楽しかった。」という感想が多かったことからも、仲間と達成感を共有することができて、充実した宿泊学習だったことが分かります。また、互いに友達の新しい一面を発見することができ、更に学級の絆を強くすることができたのではないかと思います。
とても貴重な経験ができた宿泊学習でした。大事なのは学んだことを今後の生活に活かしていくことです。これからの5・6年生に期待しています。
6年生が租税教室に取り組みました。毎年5月に実施していますが、今年も税理士の方に来ていただき、税金について学ぶことができました。
始めに、「23,384,400,000,000円」と黒板に提示され、昨年の日本の消費税額であることが伝えられると、どの子も額の大きさに驚いていました。次に、アニメ動画と冊子「令和5年度版わたしたちのくらしと税」で、あらゆる公共施設が税金で賄われていることが分かり、自分たちの生活に必要なものであることを学びました。その後、見本の札束1億円分が入った大きなジュラルミンケース(10kg)を一人一人が持ち上げ、金額の大きさを重さで体感することができました。最後の質問コーナーでは子どもたちが意欲的に質問する姿が見られ、税金に対する意識が高まったことがうかがえました。
子どもたちは今回の学習を通して、税金がわたしたちのくらしを支えている大事なものであることを学びました。税金の使いみちや役割など、子どもたちにはこれからもずっと関心を持ち続けてほしいと思います。