人権教室
2月15日(木)に人権教室を開きました。鹿児島県視聴覚障害者情報センターから,講師2人をお招きし,耳が不自由な方とのコミュニケーションの取り方について教えていただきました。
講師のうちのお一人は、実際に聴覚障害のある方で,まずはじめに、耳が不自由な人に、情報をあげられる人になってほしい、そのために人を思いやる心をもってほしいという思いを子どもたちに伝えられました。
講話の中では、コミュニケーションをとるために、手話を知らなくても口の形や表情、身振り、文字を書くなどの方法があることを教えてくださいました。
その後、子どもたちは、声に出さないで友達に言葉を伝えることにチャレンジしました。初めはなかなか伝わらないペアが多く,口の形を大きくしたり、表情や身振りを工夫したりしていました。
声に出さないで伝えることの難しさや,言葉を発しなくても伝えることができる喜びを味わうことができました。
また、いくつかの手話や指文字というものを紹介してくださり、子どもたちは手の形や動きを見ながら一生懸命自分の指を動かして確認していました。
今後、もし耳が不自由な方が困っていることがあったら、今回のことを思い出して、思いやりと少しの勇気を出してコミュニケーションをとることができたらと思います。
だれもが同じように幸せに過ごせるよう、わたしたちができることを、これからも考えていきます。