2月15日(木)に人権教室を開きました。鹿児島県視聴覚障害者情報センターから,講師2人をお招きし,耳が不自由な方とのコミュニケーションの取り方について教えていただきました。
講師のうちのお一人は、実際に聴覚障害のある方で,まずはじめに、耳が不自由な人に、情報をあげられる人になってほしい、そのために人を思いやる心をもってほしいという思いを子どもたちに伝えられました。
講話の中では、コミュニケーションをとるために、手話を知らなくても口の形や表情、身振り、文字を書くなどの方法があることを教えてくださいました。
その後、子どもたちは、声に出さないで友達に言葉を伝えることにチャレンジしました。初めはなかなか伝わらないペアが多く,口の形を大きくしたり、表情や身振りを工夫したりしていました。
声に出さないで伝えることの難しさや,言葉を発しなくても伝えることができる喜びを味わうことができました。
また、いくつかの手話や指文字というものを紹介してくださり、子どもたちは手の形や動きを見ながら一生懸命自分の指を動かして確認していました。
今後、もし耳が不自由な方が困っていることがあったら、今回のことを思い出して、思いやりと少しの勇気を出してコミュニケーションをとることができたらと思います。
だれもが同じように幸せに過ごせるよう、わたしたちができることを、これからも考えていきます。
2月10日(土)に学習発表会があり,この1年間に学習してきたことを色々な表現方法で発表しました。
1年…大きないも~みんなのパワー~
「おおきなかぶ」から自分たちが育てたさつまいもをイメージし,合奏や踊りの力も合わせて,「大きないも」を無事引き抜くことができました。
2年…2年生 ひみつ たんけんたい
近くの郵便局に見学に行き,教えていただいたことや発見したことをクイズや歌に変え,会場のみんなを巻き込みながら発表することができました。
3・4年生…きつつきの商売~すてきな音とどけます~
国語で学習したことをもとに,山野小にも響くすてきな音を楽器や歌声でみんなに教えてくれました。
5・6年生…発見!山野の宝
自分たちが住む山野の地域について調べたことを発表し,保存会の方に教えていただいた鎌手踊りを披露してくれました。地域でも踊れる人が段々少なくなり,子どもたちは貴重な文化の継承者となっています。
最後に子どもたち全員で「すてきな自分と出会う道」を歌いました。体育館中に響く,元気ですてきな歌声でした。
いつから存在していたのかわかりませんが,山野小には池があります。ただ,いつのまにか,その水がどんどん減ってしまう状況になっていました。
そこで,ついに重い腰を上げ,池の修繕をすることに。まず,そこに溜まった土ごと池の水をさらい,中にいるはずのメダカたちを救出しました。同じ数ほどのヤゴもいましたが,ヤゴたちは別の溝などへ引っ越しを。
おそらく100匹を超えるメダカたちを避難させた後,池の状態を点検。あちこちにヒビや穴があいており,「これじゃあ,水も漏れるなあ。」という状態だったので,防水セメントでめぼしいところをふさいで修繕完了!
・・・のはずだったのですが,いざ水をためてみると,漏れるスピードは遅くなったもののやっぱり水は減っていきます。「今度こそ!」を3~4回繰り返しましたが,改善されず,「こうなったら,全面,セメントの塗り直しだ!」と全部をやり直すことに。
すぐ終わるつもりで始めた池の修繕に,結局2ヶ月以上かかってしまいました。こんなことなら,全修繕過程を記録に残しておけばよかったと思います。
今その池に,メダカだけがすいすい気持ちよさそうに泳いでいます。
5・6年生を対象に、県茶生産協会の方にお茶とのふれあい教室を開いていただきました。
まず、お茶の種類の説明を受け、緑茶、紅茶、ウーロン茶などは、もとは同じ茶葉であることを知って、子どもたちは驚いていました。
続いてお茶の産地やとれる時期についても学習し、最後においしいお茶のいれ方について学習しました。水出しと熱いお湯でいれたお茶の両方を飲んで、お茶の味はお湯の温度によって変わることを実感し、90℃のお湯を冷ましながら茶葉の準備をしました。ちょうどよいお湯の温度になった頃、お茶の注ぎ方の作法のとおり、班の人数分のお茶を注ぎ分け、甘みと苦みと渋みのちょうどよいバランスのおいしいお茶を味わうことができました。
お土産にお茶パックをいただきました。きっと、いただいたお茶の葉で、子どもたちは家族においしいお茶をいれることでしょう。お茶にまつわるいろんな秘密を知ることができて、楽しく、ためになる授業でした。
2月は校内人権月間ということもあり,人権集会が行われました。
それぞれの学級の目標とそれに対する取組の反省などが発表されました。
その後,どんなことがいじめなのか,いじめは絶対にしていけないことだということを全員で確認し,本校の人権宣言5項目を確認しました。
《山野小学校 人権宣言》
1 山野小は「さん」づけが飛び交う学校です
2 山野っ子は「ぽかぽか言葉」と「ぽかぽか行動」を心がけます
3 いじわるやいじめをせず,みんな平等に接します
4「ありがとう」「ごめんなさい」は笑顔をふやすまほうの言葉です
5 山野っ子は相手の目を見て,最後まではなしを聞きます。
子どもたち一人一人,全員が自分も周りも大事にしながら過ごしていけるように今後も取り組んでいきたいと思います。
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