« 2015年11月 | メイン | 2016年1月 »
12月4日 6年生(13名)を対象に「がんサポートかごしま」の三好綾理事長を講師に「がん患者によるいのちの授業」が行われました。わずか45分間という限られた時間でしたが,自らの乳がんの闘病体験をもとにいのちの尊さ,自分を支えてくれる人々への感謝,言葉のもつ意味の重さ(冗談でも「死ね」という言葉は決して使わない)など,私たちが生きていく上で,「気付き,見つめ,考えていかなければならない」大切なことをいっぱい教えていただきました。今回の授業からいのちを見つめることは,自分自身の生き方をしっかりと見つめることでもあるんだなあとつくづく感じました。きっと子どもたちも,いろいろなことを感じたことと思います。子どもたちが,限りあるいのちに感謝し,自分自身や周りの友達を大切にできる気持ちを,さらに大きくはぐくんでくれたら有り難いなあと思います。
12月1日 全校児童72名を対象に人権集会がありました。人権集会では,まず始めに人権同和教育担当の先生から世界人権デーや様々な差別についてのお話があり,続いてこれから学級でできること,私たち一人一人ができることについて考えていくことの確認をしました。そして,児童集会の最後は,1年生の和真さんが,自分と目の不自由な祖父との関わりを題材にした市社会福祉大会福祉作文コンクール優秀賞受賞作文「ぼくのしごと」を朗読し,人権集会を終えました。この後山野小では,人権週間(3日~10日)での様々な取り組みが予定されています。それぞれの取り組みを一つ一つ大切にしながら,私たちの人権意識の一層の向上につながるようにしていきたいと思います。