『大変だ!急げ!幼虫の引っ越しだ~!!』の巻
山野小のとても優しい子を紹介します!!
先週から今週にかけて、子どもたちは、学級園の花の苗を植えつける作業を頑張りました。その作業をしながら、5年生のゆき乃さんは、黒い物体を集めてスカートにくっつけていました。
そうです。ツマグロヒョウモンの幼虫です。かわいそうと思ったゆき乃さんは、引っこ抜いた花にいた幼虫をどこかに移してあげようと、『幼虫の引っ越し』を考えつきました。「校舎の裏の学校園に、ツマグロヒョウモンの幼虫を移していいですか?」と尋ねられ、「いいですよ!!」と答えると、早速、幼虫の引っ越しをして、ゆき乃さんも一安心です。
ところが、その翌日、昼の作業時間(みどりの時間)に、全校児童で学校園の花も引っこ抜くことになりました。それを聞いたゆき乃さんは、「どうしよう・・・。また、引っ越しをしなくちゃ。」と慌てた様子です。
昼休み時間に、数人の子どもたちとツマグロヒョウモンの幼虫を集め、プランターと引っこ抜いたパンジーを確保し、無事、2度目の『幼虫の引っ越し』を終えることができました。現在、空いていた飼育小屋に入れて、ちょっとした昆虫館「インセクタリウム」になっています。ゆき乃さんの生き物に対する優しさには、とても感心させられます。山野は、生き物の宝庫で、子どもたちは幸せだと感じます。
幼虫が蝶になったら、また紹介します。
※ 児童玄関を歩く幼虫を発見し捕まえた2年生!!
※ 引っ越しだ~!!学校園の幼虫を探す子どもたち!!