5・6年生を対象に、県茶生産協会の方にお茶とのふれあい教室を開いていただきました。
まず、お茶の種類の説明を受け、緑茶、紅茶、ウーロン茶などは、もとは同じ茶葉であることを知って、子どもたちは驚いていました。
続いてお茶の産地やとれる時期についても学習し、最後においしいお茶のいれ方について学習しました。水出しと熱いお湯でいれたお茶の両方を飲んで、お茶の味はお湯の温度によって変わることを実感し、90℃のお湯を冷ましながら茶葉の準備をしました。ちょうどよいお湯の温度になった頃、お茶の注ぎ方の作法のとおり、班の人数分のお茶を注ぎ分け、甘みと苦みと渋みのちょうどよいバランスのおいしいお茶を味わうことができました。
お土産にお茶パックをいただきました。きっと、いただいたお茶の葉で、子どもたちは家族においしいお茶をいれることでしょう。お茶にまつわるいろんな秘密を知ることができて、楽しく、ためになる授業でした。
2月は校内人権月間ということもあり,人権集会が行われました。
それぞれの学級の目標とそれに対する取組の反省などが発表されました。
その後,どんなことがいじめなのか,いじめは絶対にしていけないことだということを全員で確認し,本校の人権宣言5項目を確認しました。
《山野小学校 人権宣言》
1 山野小は「さん」づけが飛び交う学校です
2 山野っ子は「ぽかぽか言葉」と「ぽかぽか行動」を心がけます
3 いじわるやいじめをせず,みんな平等に接します
4「ありがとう」「ごめんなさい」は笑顔をふやすまほうの言葉です
5 山野っ子は相手の目を見て,最後まではなしを聞きます。
子どもたち一人一人,全員が自分も周りも大事にしながら過ごしていけるように今後も取り組んでいきたいと思います。
1月19日(金)なわとび発表会が次の3つの内容で行われました。
①持久跳び(1・2年…1分,3・4年…2分,5・6年…3分)
②種目ごとの発表(一人2種目)
③長縄(練習での記録をもとに目標値を設定)
1年生は,ややぎこちないところもありながら,一所懸命自分の縄を回して楽しそうに跳んでいました。
また,他の学年もそれぞれに技の難易度や回数を上げ,「さすが経験の積み重ねは大きいな」と思わせる発表会となりました。特に,持久跳びでは,5・6年生全員が3分をクリアすることができ,会場にいた子どもたち,応援に来てくださっていた保護者のみなさんから大きな拍手をもらっていました。
長縄でも,それぞれの学年が少しずつ目標値を上回り,全体での目標を達成することができました。
1月13日(土)、土曜授業の日に、3・4年生がメノモチ作りをしました。この活動は、今年度取り組んだ米作りの一環で、締めくくりの活動になります。メノモチに使うもち米は、3・4年生が収穫したものを使いました。
当日は山野校区コミュニティ協議会の皆さんにご協力いただき、メノモチの作り方を指導してくださいました。メノモチの「メ」は、「繭(まゆ)」のことで、繭作りを含め農産物等の収穫を祝う、古くからの行事なのだそうです。
ついたおもちに食用色素で色付けし、赤、緑、黄、白色の4色のおもちをエノキの枝に刺して、にぎやかに飾り付けをします。
子どもたちは、もちつきからもち丸め、飾り付けの作業に楽しく取り組みました。自分の家に飾る用と、学校用、地域へのプレゼント用のメノモチ飾りを完成させ、とても喜んでいました。
今ではほとんどの家庭でやっていないということで、こうした伝統的な行事を引き継ぐ活動は、子どもたちにとっても、地域にとっても貴重なことだと感じました。できれば今後も活動を継続していけたらと望んでいます。これまで準備・ご協力いただきました山野校区コミュニティ協議会の皆さん、保護者の皆さん、本当にありがとうございました。
今年も山野小学校おやじの会の皆様に、立派な門松を作っていただきました。
門松用の砂と飾りの松・ユズリハ等は、地域の方に分けていただきました。また、竹は当日の朝に、近くの竹山に許可をいただいて取りに入らせていただきました。
当日の朝はこの冬初めての寒波到来ということで、凍えるような寒さの中の作業でしたが、おやじの会会長様の差し入れの温かい缶コーヒーで手と体を温めながらがんばり、全行程約3時間かけて立派な門松を完成させました。
翌日の月曜日に登校する子どもたちは、正門前の立派な門松を見て驚き、しばらくじーっとながめたり触ったりと興味津々な様子でした。
あと1週間で2学期も終わり、2週間で2023年も終わりを迎えようとしています。子どもたちには今年残りわずかな日々を、勉強や友達との関わり、家庭での過ごし方を振り返りながら大事に過ごしてほしいと思います。