引っ越しをしたツマグロヒョウモンの幼虫は、昆虫館で元気にすくすくと成長しています。数匹が蛹になっています。子どもたちも幼虫の様子を観察しています。
今、『写真を見て一句!!』を子どもたちに募集しています。その写真はなんと!!ツマグロヒョウモンの幼虫です。子どもたちは俳句を作り、休み時間には廊下の『写真を見て一句!!』コーナーに作品を貼りに来ています。どんどん作品が飾られます。
驚いたことに、入学して2か月の1年生も俳句を作りに来ています。お兄さん、お姉さんが書く姿を見て興味を持ったのか、「それ何?何を書くの?」と質問をしながら、真似をして書いています。まだ、ひらがなを学習したばかりの1年生、ましてや俳句なんて何が何だか分かりません。それでも上級生の姿を見て、書こうとするやる気は素晴らしいです。自分から進んで取り組む1年生はすごいです。
6日(火)の朝の活動で人権集会を行い、担当の先生が話をしました。6月は、校内『人権月間』で、学級のことを他人事ではなく、「自分のこと」としてとらえることができるように、学級を見つめる活動を通して、常に投げかけていく1か月にしたいと考えています。
テーマは、『学級のことをよく見つめてみよう~言葉づかい~』です。学級で取り組む主な内容は、次のとおりです。
① 人権係を決める。
② 人権目標を決める。 → 9日に昼の校内放送で発表
③ 学級活動・道徳の授業で、先生と『人権のこと』を話し合う。
④ 仲間作りゲームなどをする。
⑤ 人権日記を書いてみる。
(例)いいところさがし、好きなふわふわ言葉、うれしかった言葉 など
差別や偏見のない、いじめを絶対に許さない学校、社会にするために、山野小では6月『人権月間』の取組を推進してまいります。保護者や地域の皆様の御理解・御協力をどうぞよろしくお願いいたします。御家庭でも身近な人権について話題にしていただけるとありがたいです。
『今月の日記賞』が続々と選ばれています。とても嬉しいことです。子どもたちの表現力は素晴らしいです。これからも日記を詳しく書いて、もっともっと表現力を伸ばしてほしいと期待します。
6日(火)の昼休み時間に、校長室で『今月の日記賞』の賞状を授与しました。これからも素直な気持ちや考えを日記に書いてくださいね。保護者の皆さんもお子さんの日記をご覧になって、素晴らしい表現には『ひと言コメント』をお願いします。きっと、子どもたちのやる気は2倍、3倍になることでしょう!!
「南極はおもしろい」 5年 結志さん
「ようこそ先輩」 5年 万優子さん
「ありがとう先輩」 5年 航太郎さん
「父の背中」 6年 叶和子さん
「父からのパワー」 6年 凜音さん
山野小のとても優しい子を紹介します!!
先週から今週にかけて、子どもたちは、学級園の花の苗を植えつける作業を頑張りました。その作業をしながら、5年生のゆき乃さんは、黒い物体を集めてスカートにくっつけていました。
そうです。ツマグロヒョウモンの幼虫です。かわいそうと思ったゆき乃さんは、引っこ抜いた花にいた幼虫をどこかに移してあげようと、『幼虫の引っ越し』を考えつきました。「校舎の裏の学校園に、ツマグロヒョウモンの幼虫を移していいですか?」と尋ねられ、「いいですよ!!」と答えると、早速、幼虫の引っ越しをして、ゆき乃さんも一安心です。
ところが、その翌日、昼の作業時間(みどりの時間)に、全校児童で学校園の花も引っこ抜くことになりました。それを聞いたゆき乃さんは、「どうしよう・・・。また、引っ越しをしなくちゃ。」と慌てた様子です。
昼休み時間に、数人の子どもたちとツマグロヒョウモンの幼虫を集め、プランターと引っこ抜いたパンジーを確保し、無事、2度目の『幼虫の引っ越し』を終えることができました。現在、空いていた飼育小屋に入れて、ちょっとした昆虫館「インセクタリウム」になっています。ゆき乃さんの生き物に対する優しさには、とても感心させられます。山野は、生き物の宝庫で、子どもたちは幸せだと感じます。
幼虫が蝶になったら、また紹介します。
※ 児童玄関を歩く幼虫を発見し捕まえた2年生!!
※ 引っ越しだ~!!学校園の幼虫を探す子どもたち!!