23日(金)の朝の活動で、6月の『俳句集会』を行いました。各学年の特選句に選ばれた子どもたちの作品を紹介します。
アマガエル そっとのぞいて 歌ってる 2年 琉華さん
かに一ぴき 海から出てきて しゃぼん玉 3年 大誠さん
かまえた ほたるが手の中 そめている 4年 来美さん
ホタルとぶ 川の上には 宝箱 5年 航太郎さん
紫陽花が 集合団地 ペイント中 6年 大翔さん
特選句大賞には、6年大翔さんの作品が選ばれました。俳句集会では、それぞれの特選句に感想を発表します。事前に配布されたプリントに自分の感想や考えをまとめて参加します。
俳句集会に引き続き、学びの時間を使って、俳句作りのポイントを学習しました。担当の野元先生から、今日のポイント「上五・中七・下五の『中七』について」の説明がありました。『中八』になっている俳句を『中七』にするポイント(言葉を取る、言葉を置き換える)を考え、俳句のリズムが心地よくなることを実感していました。
また、今月も2年生の結里さんのお父さんが俳句をお寄せくださいました。もちろん保護者の部の特選句大賞です。
22日(木)の朝、4年生の遙風さんと涼風さんが「学校に飾ってください!」と、お家の庭に咲いていた花を持って来てくれました。二人は、よく花を持ってきてくれる心優しい姉妹です。
その花を飾ってもらおうと、4年生の颯太朗さんにお願いしました。颯太朗さんは、知る人ぞ知る山野小の華道家です。颯太朗さんにかかると、見事に花が生き生きと輝きます。遙風さんと涼風さんが持って来てくれた花も休み時間の3分間で、あっという間に生けてくれました。お見事です。
※ 遙風さん、涼風さんが持って来てくれた花
華道家 颯太朗 作 テーマは・・・。
山野小のキャッチフレーズ「花と俳句と読書の学校」にあるように、庭や野山、道ばたに咲いている花をさり気なく飾れる感性!!子どもたちに磨いてほしいと願っています。颯太朗さんと一緒に生け花にチャレンジしてみませんか。子どもたちの眠っている才能がきっと開花するものと期待します。
颯太朗さんの作品をいくつか紹介します。
↑ 平成29年3月21日 たんぽぽ卒園式 颯太朗さんの作品です。
↑ 児童玄関と校長室には、颯太朗さんの作品コーナーがあります。
今日の出来事で、颯太朗さんのすごさをもう一つ紹介します。
昨日の田植えで余った苗を地域の方に少し分けてもらっていた颯太朗さん。今日、早速、担任の先生と一緒に『颯太朗農園』を作っていました。準備のために、学校のビオトープで作業をしていると、なんとドジョウを見つけたそうです。「泥で濁った水の中のドジョウと目が合ったんですよ。」と、ドジョウを探し当てた颯太朗さんはすごいです。
華道家、農園長と水族館長?の仕事・・・、しばらく忙しい毎日が続きそうです。
※ このビオトープの中から・・・。
「ドジョウが出てきて、『こんにちは!!』」
よく見つけました!!
21日(水)の2・3校時に、3・4年生の子どもたちが学校の近くの田んぼで田植えを行いました。4名の地域の皆さんに御協力をいただき、上手に(?)植えることができました。お陰様で雨もあがって、途中、「腰が痛い」「足が抜けなくなった」と言いながらも、かなり早く植えることができました。
転んで泥んこになる子、田んぼの横の用水路で水を浴びる子・・・、いろんな意味で田植えを楽しんでいました。最後の感想では、「機械で植えるとあっという間だけど、手で植えるのは苦労するなあ」と感想を発表する子どもがいました。
秋には、稲刈り、脱穀、バザーでの販売、餅つき、メの餅飾り作りと体験活動が続きます。稲が成長する様子を観察しながら、農家の人々の苦労も学んでほしいと期待します。御協力いただいた地域の皆様、お越しくださった保護者の皆様、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
※ 地域の方が昔の『簑笠』の格好で田植えをされました。
16日(金)の朝の活動の時間に、保護者による『読み聞かせ』がありました。毎月、第3金曜日は、PTA生活研修部の計画で『読み聞かせ』を実施しています。
3名のお父さん、お母さんが低・中・高学年ごとに読み聞かせをしてくださいました。子どもたちは、本のお話の世界に入り込んで真剣に聞いていました。保護者の皆さん、今後ともどうぞよろしくお願いします。また、御家庭でも親子読書の時間をつくっていただき、本に親しむ子どもに育んでいきたいものです。
なお、今後、地域の皆様に『読み聞かせボランティア』のスタッフ募集を考えております。もし、山野校区にお住まいで、読み聞かせや読書活動に関心をお持ちの方は、御協力をどうぞよろしくお願いします。別途、御案内をいたします。
今朝、登校してきた5年生の道さんがひと言。
「昨日、十曽池でクワガタを見つけました。小学校にもきっといるはずです。先生、体育館の裏に探しに行きましょう。お願いします。」
子どもたち数名と一緒に、体育館の裏に行ってみると、
「います!!先生、あれはクワガタです。」「そうかな~?」
長い竹で落としてみると、なんとクワガタのメスです。今年、学校で見つけた第1号のクワガタとなりました。山野の熱い夏の始まりです。休み時間には、「校庭の木にいました。」と、クワガタのオスを見つけた4年生の颯太朗さん。クワガタ第2号です。今年もたくさん捕まえて、夏休み前には、毎年恒例の『カブトムシ・クワガタ会議』を開いて、子どもたちに大切な命を育ててもうらおうと思っています。
子どもたちの鋭い感性と山野の自然は素晴らしいと実感します。
ところで、学校で育てているカブトムシの幼虫も蛹になりました。角が見えるのでどうやらオスのようです。もうすぐ成虫になります。楽しみです。ツマグロヒョウモンもどんどん蛹になっています。
↑ 6月13日 17:00の様子
↑ 6月14日 7:30の様子
↑ 6月14日 10:00の様子
※ 抜け殻が落ちています。